2007年11月11日

ちょいデキ!

4166605917ちょいデキ! (文春新書 591)
青野 慶久
文藝春秋 2007-09

by G-Tools




2007年107冊目

グループウェアで有名なサイボウズの青野社長による仕事術本。
仕事術というと、確かに一理あるとは思えるが実際に実行に移すとなると、なかなか難しいものが多いのだが、まさに誰にでもできるような凄い仕事術ではないが、意識さえすれば実行にすぐ移せるというようなことばかりで構成されている。
一つ一つがすぐに真似できるレベルのことやあるいは心構えではあるが、何かしらの仕事のヒントの一つ二つは得れるのではないだろうか。
まさに「ちょいデキ」といった感じではあるが、ここまで「ちょいデキ」の仕事術の引出しがあるあたり、青野さんは「スーパーデキ」です。

68点
【関連する記事】
posted by 番長 at 03:16| Comment(0) | TrackBack(1) | ビジネス>仕事術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月28日

草野球をとことん楽しむ

4106102358草野球をとことん楽しむ (新潮新書)
降籏 学
新潮社 2007-10

by G-Tools



2007年106冊目

週末の草野球が小生の今一番の楽しみになっているだけに、書店でタイトル見ただけで内容もろくに確認せずに衝動買い。
そうしたら、以前に小生の所属する野球チームと練習試合をしたことがあるチームの人が著者で、そのチームのことにかなり触れており、ちょっと驚きました。
草野球チームをやっていると、野球チームとして上を目指そうという方向性と細かいことを抜きにして楽しもうという方向性のバランスを取るというのがなかなかに難しい問題なのだが、著者のチームのスタンス、野球観は結構小生のチームとも共通するところがあり、個人的に好感が持てる。
本書は見て楽しむ為の野球ではなく、あくまでも自分が参加して楽しむ「草野球論」でありながら、野球に対する愛と真摯な姿勢を説く「草野球の品格」でもある。

87点
posted by 番長 at 01:55| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月27日

ヒット率99%の超理論

4569644821ヒット率99%の超理論
五味 一男
PHP研究所 2007-01-24

by G-Tools




2007年105冊目

「クイズ世界はSHOW by ショーバイ」、「マジカル頭脳パワー」、「投稿!特ホウ王国」、「エンタの神様」などを手掛けた名物プロデューサーの著者によるメガヒットを産み出す理論。
「人間の本能に根ざした最大公約数的な欲求」を満たすコンセプトで「ありそうでなかった」ものを創るという著者の主張は一見するとごく当然のようにも思えるが、これを実際に突き詰めて考えるのは非常に大変な作業であるし、ほとんどの人は実践できていないことであろう。
なにより、テレビ番組を創るという一般にクリエイターと言われるような仕事でありながら、一度も自分が創りたい番組を創ったことがないと言い切る著者のとことんヒットを追いかける姿勢と覚悟には素直に敬意を示したい。
メガヒットを連発できるのも頷けます。

75点

2007年10月24日

臨場

433474303X臨場 (光文社文庫 よ 14-1)
横山 秀夫
光文社 2007-09-06

by G-Tools




2007年104冊目

横山さんお得意の警察小説ではあるものの、今回の主人公は組織に与しない一匹狼的な検視官と一筋縄ではいかない。
しかも、その主人公を全面に出さないで、短編短編は他の人物の視点から描かれているあたりは絶妙に上手い。
連作短編集として一冊の本としてもとめて読むことで、より興味深く読めるようにもなっているとも思った。
横山さんの短編小説にも小生自身が慣れがきている部分は確かにあるのだが、それでも水準以上の興奮を覚えさせてくれるあたりはさすがと言うほかない。

73点
posted by 番長 at 00:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説>横山秀夫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月23日

職業としてのプロ野球解説者

4901679465職業としてのプロ野球解説者 (サンガ新書 14)
江本 孟紀
サンガ 2007-07

by G-Tools




2007年103冊目

プロ野球の解説者に焦点をあてたなかなか主旨が面白い一冊。
江本さんらしく同業の解説者やプロ野球界について、歯に衣着せないで好き放題語っています。
ちなみに小生は江本さんは特別好きでもないが、江本さんが解説だと安心して見ていられる、聞いていられるというイメージを持っていたのだが、解説者としてのプロ意識という意味では感心させられた部分もある。
個人的には解説者という職業をもっと深く掘り下げて書いてほしかったところがあり、全体的に広げ過ぎで薄い感もあるが、プロ野球好きならそれなりに楽しめる内容でしょう。

63点
posted by 番長 at 01:07| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月20日

会社の品格

4344980530会社の品格 (幻冬舎新書 お 3-1)
小笹 芳央
幻冬舎 2007-09

by G-Tools




2007年102冊目

タイトルがいかにも流行にのってつけた感は否めないが、そういった印象を与えるのがむしろ勿体無いくらいに内容は本格派。
社員視点から組織、上司、仕事、処遇の品格を説いた本書の主張にはそのいちいちに頷かされる。
人的資源に対するスタンスが会社の品格を現すと言うのは、リンクアンドモチベーションの社長だけに当然の主張ではあるが、小生の拙い社会人経験からも全面的に同意する。
本書で述べられていることは今後会社を選択する際に重要な指標になってくるべきだし、実際に今のような人材売り手市場になった状況下で優秀な人材を獲得している会社は”意味報酬”を提供している会社だと思う。
リンクアンドモチベーションが就職人気でベスト100入りしたりするのもある意味当然ですな。
学生や転職を考えている人にも是非一読を薦めたい内容です。
名著認定!!

98点
posted by 番長 at 22:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月19日

「温暖化」がカネになる

4569695132「温暖化」がカネになる
北村 慶
PHP研究所 2007-09-15

by G-Tools




2007年101冊目

排出権取引とファンドとの関係、現状の実態を金融のプロである著者が分かりやすく説いている。
「環境の保全」か「豊かさの追求」かと言った単純な二分法で語られることが多い環境問題だが、具体的な現実を踏まえたうえで解決を図っていくには排出権取引は必要不可欠だと思う。
排出権そのものは根本的な解決にならないと言ってしまうのは簡単だが、企業や消費者の善意にのみ期待するのははっきり言って無策と何ら変わらない。
パニッシュメントとインセンティブを活用して、地球の環境を汚すならそれなりにカネがかかるという考え方を形成していくことで、環境への負荷が小さい商品やビジネスが評価される社会を作っていくべきという主張はしごくまっとうであるし、現実的であると思う。
理想主義者にはなかなか受け入れがたいかもしれないが。
CSRやSRIといった観点からも考えるところがある良書。

85点
posted by 番長 at 01:01| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月18日

サウスバウンド

4043860013サウスバウンド 上 (角川文庫 お 56-1)
奥田 英朗
角川書店 2007-08

by G-Tools

4043860021サウスバウンド 下 (角川文庫 お 56-2)
奥田 英朗
角川書店 2007-08

by G-Tools




2007年99、100冊目

奥田さんらしい軽妙なタッチと軽快なテンポで一気に読める小説。
思春期の入り口に立っている小学校6年生を主人公に据え、その視点から書かれているのだが、微妙な年齢の時期の世界が非常に上手く表現されており、どこかノスタルジックな感も受ける。
また、小6の息子の視点から物語を進めることで、登場人物が皆どこか愛着の持てるキャラクターに見せている、その造詣と表現力は見事というしかない。
暗くなってもおかしくない話が、ポップでコミカルな奥田テイスト満開に仕上がっており非常に楽しく読めた。
また、買ったときには気にとめなかったが、上下巻の装丁もグッド。
両親がトヨエツ&天海祐希というキャストの映画もちょっと観て見たい気がしてきた。

90点
posted by 番長 at 01:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説>奥田英朗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月17日

ダメなら、さっさとやめなさい!

4838717938ダメなら、さっさとやめなさい! ~No.1になるための成功法則~
有賀裕子
マガジンハウス 2007-08-30

by G-Tools




解説の神田昌典氏が「この本には、ビジネス&自己啓発書100冊以上の価値がある」と書いてあった帯コピーに惹かれて購入。
一言で言えば戦略的なやめ方を説いており、進んでいる道が間違いであれば、むしろすぐやめるべきであるという、当たり前だがやり抜くことが美徳とされる中で、表立って言われないことだが、非常に重要なことだと思った。
やめることも大きな決断が必要であり、やめる決断ができないばかりに泥沼にはまり込むことも多いだけに、ダメだと気付いた時点ですぐに投げ出すこと、またやめるべきポイントを想定しておくことも必要なのかと思った。
ビジネスにも個人にもあてはまる法則だと言うのは非常に共感できる部分があったし、個人的には背中を押されたような気にもなった一冊。
確かに薄いが、なかなか含蓄の深い本である。

84点

2007年10月16日

レバレッジリーディング

4492042695レバレッジ・リーディング
本田 直之
東洋経済新報社 2006-12-01

by G-Tools




2007年97冊目

レバレッジシリーズでヒット続発している著者のそのレバレッジシリーズにはかねてから興味があって、その第一弾が古本屋であったので読んで見た。
読書は自分自身への投資だと思っているところは元からあるので、多読を薦める著者の主張には同意できる部分もかなり多い。
ただ根が貧乏性の小生としては理解はできても、本を汚したりとか、下らないと思った本は捨てろとか、生理的になかなか実践し難い事項が多いのもたしか。
しかし、極端だとは思うが、これくらい極端だから年に400冊以上読めるんだろうし、そして、100倍以上の利益を生み出す投資と言い切り、実際にも成功を収めたのだろうとも思う。
全ての真似は難しいが、ことビジネス書の読書に関してはかなり参考にできそうな感はある。
それと読み終えた後のレバレッジメモの作り方というのは是非真似したいとの思った。
まあ、本田さん自身がこの本の中で16%拾えればOKとも言っていることだし、この本の主張の16%くらいは吸収できたようにも思うので良しとしたい。
他のレバレッジシリーズにもちょっと興味が涌く。

82点

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。