2008年04月02日

MLBが付けた日本人選手の値段

4062723492MLBが付けた日本人選手の値段 (講談社プラスアルファ新書)
鈴村 裕輔
講談社 2005-11

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2008年14冊目

この本が出版された当時の状況を鑑みないと、結果がある程度出た後の今現在読めば、どうしても厳しい評価を受ける内容である。
特に、この本のウリの一つが当時今後メジャー進出が予想される日本人選手が金銭的な面も含めてどの程度の評価を受けるかの予想であっただけに、その予想と結果の差が顕著なところが目立って見える。
中村紀や松井稼が大きな期待を裏切った直後でもあっただけに、日本人選手、特に野手に対しての評価が辛いのもいたしかたがない。
しかし、その後、井口が内野手としてワールドチャンピオンに貢献する活躍、城島が捕手として成功などで当時とは評価がだいぶ変わってきている。
また、金銭面ではなんといっても松坂獲得にレッドソックスが投入した金額もあり、活躍が期待できる日本人選手の獲得にメジャー各球団が投入する金額も予想以上に高騰した。
個人的にはこの本の今後の予想的なところはともかく、その段階での日本人選手に対するメジャーの総合的な評価、あるいは日本人選手に求められているものというのはかなり的を射ていたように思える。
結局のところ、誰それが活躍するしないというのは専門家でも頻繁に間違えるように、やってみないと分からない。
どんな日本人選手がメジャーで求めれているか、あるいは高く評価されるかをきちんとした取材のもとに、整理したという意味はあるのだろう。
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社長が変われば会社は変わる!

4484072211社長が変われば会社は変わる! ホッピー三代目、跡取り娘の体当たり経営改革
石渡美奈
阪急コミュニケーションズ 2007-09-14

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2008年13冊目

多少の誇張はあるのだろうが、次期後継者による企業再建ドキュメントとして面白い。
普通に経営の手法を学ぼうとするのなら、著者の師として本書でもたびたび登場し、経営者として名高い武蔵野・小山社長の著作を直接読むべきであろう。
しかし、成功談より失敗談の方が印象に残る本書は次期後継者による企業変革の貴重なナレッジケースであり、マニュアル的なものにはない実戦における大変さ、難しさが示唆されており、活きた事例として学ぶべきところがあるように思える。
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社内報革命

4916199782社内報革命
産業編集センター
産業編集センター 2006-08

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2008年12冊目

お勉強的意味合いも含めて読んでみた本。
さすがは編集制作会社の業界でも社内報に強いことで知られる会社だけに社内報制作の実務の教科書的内容。
社内報を熟知する人にとってはそれほど特別な内容が記されているわけではないが、社内報という企業の広報物の中でも特殊な役割を果たすツールであり、その存在の意義や制作における目的や心構えを十分に理解する必要を求められる携わる人にとっては確認の意味でも一読の価値はあろう。
特に、初めて社内報を制作する会社や新たに社内報の担当になった人にとっては必読の書でもあり、実制作における強い味方ともなるのではないだろうか。


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歌舞伎町午前零時「女衒の夜」

4309017428歌舞伎町午前零時「女衒の夜」
武内 晃一
河出書房新社 2006-01-12

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2008年11冊目

漫画化されてそこそこ人気だったという「女衒」の原作本。
小生は漫画のことも全く知らなかったのだが、図書館でたまたま見つけ、タイトルに男心を魅かれて読んでみました。
女衒というと聞きなれない言葉だけに、風俗に女性を売り飛ばして食い物にするといったイメージを抱いていた部分があったが、少なくとも著者のしていることは風俗版芸能事務所であり、エージェントである。
そこには女性そのものを高く売り出していくため、高い商品価値をつけさせるための戦略があり、合理的なWIN-WINの関係性が成立している。
風俗が必要悪として社会になくてはならない存在である以上、そこで働く女性を適切な方法と金でマッチングさせる女衒という稼業もまた必要される人であろう。
もちろん、著者のように女性のことを考えて手配する業者ばかりではないし、自分の利益だけしか見ないでまさに女性を食い物にする輩も多いのが実情ではあるのだろうが・・・。
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できる会社の社是・社訓

4106102110できる会社の社是・社訓 (新潮新書 (211))
千野 信浩
新潮社 2007-04

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2008年10冊目

エクセレントな会社には社是、社訓、企業理念など厳密には意味は異なるが、目指すべきビジョンや理想を現す言葉が制定されており、そしてその言葉が単なる上辺だけでなく、社員間にその意味が浸透し、共有されていることが多いと思っているし、個人的にはまたかくあるべきだと思っている。
誰もが知っている有名企業のそれらの言葉を創業者などのエピソードとともに紹介した本書は、各社の大事にしている部分、スピリットともいうべきものが凝縮されており、興味深いものがある。
ブランドの条件には伝説性というものがあるが、ある意味誇張があるかもしれないが、創業者や中興の祖の偉業を伝え、そのハートを継承していくためには、物語やそれを凝縮する短い言葉は、一般に考えられている以上に有効な手段たりえるのかもしれない、そんなこともあらためて考えさせられた。
単純にトリビア感覚でも読めるが、言葉の力を再考させられる書でもある。
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自分に適した仕事がないと思ったら読む本

4344980719自分に適した仕事がないと思ったら読む本―落ちこぼれの就職・転職術 (幻冬舎新書 ふ 1-1)
福澤 徹三
幻冬舎 2008-01

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2008年9冊目

タイトルがその時の個人的心情に刺さって手にした本。
特に負け組と言われるような人にとっては、結構仕事の考え方のためになるような内容ではないかと思う。
ただし、おそらく中心読者を25歳くらいまでの若者とその親に想定している感を受けた。
落ちこぼれではあっても、その枠から外れる小生にとっては、考え方のエッセンスそのものは参考にできる部分は多々あったが、実際の転職に際しては「術」の参考にはちょっと難しいかなというのが率直な感想。
しかし、王道のキャリアを歩んできたわけではない著者の述べるキャリア論、仕事論は王道を外れた者であっても素直に受け入れられる部分も多く、またそういった者にも届く言葉で語られていると思う。
迷っている若者に是非オススメしたい。
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競馬無敵の「孫子流21攻略」

4584121605競馬無敵の「孫子流21攻略」 (ベスト新書 160)
清水 成駿
ベストセラーズ 2007-09-08

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2008年8冊目

最も競馬にハマっていた学生時代、いつも競馬新聞は「1馬」と決めていた。
その理由は、清水氏のコラム「スーパーショット」を読むためであった。
氏の代名詞でもある孤独の◎をはじめ、予想の印も知りたかったが、それ以上にコラムが面白かった。
大胆不敵な予想の根拠を記したそのコラムは予想の印以上に小生にとっては価値があるものであったのである。
その清水氏の著作は昨年に実際に書いていた予想コラムを下敷きにして事例ベースで馬券の買い方を指南するものとなっている。
実際に的中したものから外れたものまで、競馬の予想にはそれを裏打ちする根拠があって然りだということをあらためて教えさせられる。
予想には様々なファクターがあり、例え馬券が的中せずとも、その馬券を買うことに確かな根拠を持たなければいけない。
予想すること自体が競馬の楽しみであり、エンターテイメントであるということを再認識した。
馬券指南本の体裁ではあるが、競馬の楽しみの本質につながる非常に奥がある一冊だ。
posted by 番長 at 21:35| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

あぁ、阪神タイガース

404710132Xあぁ、阪神タイガース―負ける理由、勝つ理由 (角川oneテーマ21 A 77)
野村 克也
角川書店 2008-02

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2008年7月

崇敬する野村監督による新作。
昨年出版した『巨人軍論』の阪神版ともいうべき内容。
自身が一度は指揮した球団でもあるだけに、その内情の実態の指摘についてはまさに的を射たものばかりであると思う。
星野監督体制下での優勝以降、阪神は本当に変わったと感じるのだが、その優勝の種を撒いていたのは野村監督だと今でも信じている。
そして、その後の親会社の経営体制の変化もあるのだろうが、今や毎年Aクラスはもちろん、優勝争いして当然という意識が選手はもとより、球団関係者、ファンの間にも醸成されてきたと感じており、野村監督が望んでいたものに近いものができてきているのではないだろうか。
楽天の今季の飛躍を期待すると共に、強い組織であるための土壌作りをしてくれていると思うと、例え今季で野村監督が退陣しても来年以降も絶対に期待できる球団になっているはずである。
そんな期待をあらためて抱かせてくれる。
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欲しい社員を無駄なコストゼロで採る方法

4478440549欲しい社員を無駄なコストゼロで採る方法
大友 常世
ダイヤモンド社 2006-04-07

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2008年6冊目

仕事の参考までに一読した本。
採用活動にあたって、自社の採用HP(またはHPの採用ページ)が重要性を高めていることは間違いなく、自身としては考えていたことを確認したという感じである。
少々古くなっているので、今現在であれば、そんなの当たり前だよねという感覚を持つ人も多いかもしれないが、いち早く採用現場の風潮を掴んで書かれた本と言えなくもない。
ただし、採用HPは重要だが、あくまでも企業の詳細情報をつたえるものであって、企業発見の機会の役割までは未だに果たせていない。
そのあたりは少々出版時には読み違えていたかもしれない。
事実、著者の所属するディップも運営するジョブエンジンの運営方法を変化させ、発見機会の意味合いが強い求人広告的な機能を強化している。
ともあれ、出版当時であれば、採用担当者が読んでおくべき良書ではあったと思う。
今現在でも、もし自社のHPの採用コンテンツが充実してないならば、その重要性と方向性を知るにはもってこいの一冊であろう。
posted by 番長 at 21:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス>採用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

空中ブランコ

4167711028空中ブランコ (文春文庫 お 38-2)
奥田 英朗
文藝春秋 2008-01-10

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2008年5冊目

直木賞受賞作であり、この伊良部シリーズ前作となる『イン・ザ・プール』も面白かったことから非常に楽しみにしていた一冊。
その期待に充分に応えてくれた。
奥田さんのユーモア溢れる軽妙な筆致はテンポがよくて非常に読みやすいのだが、中でもこの伊良部シリーズはそのテンポが絶妙である。
思わず笑ってしまうので、電車の中での読書は少々危険かも(笑)
落ち込んでいる人に是非一読をオススメしたい。
posted by 番長 at 21:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説>奥田英朗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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