2007年11月24日

なぜ、予想は裏切られたのか

4569692656なぜ、予想は裏切られたのか 「こだわり消費」のマーケティング
夏目 幸明
PHP研究所 2007-07-26

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2007年113冊目

端的に言ってしまえばニッチマーケティングの事例集。
今までの業界や商品の常識を打ち破って、新風を巻き起こしたヒット商品の数々を取り上げている。
ニッチなところにターゲットを絞った商品開発というのがヒットの要因であることは言うまでもないが、第6章の冒頭にて「今、消費者の商品発見力は一気に高まっている」という一文はまさに名文。
本当に必要とされている商品なら、必要としている消費者が発見してくれる時代になったことが、これらのヒット商品の背景にあるだけでなく、これからの時代のマーケティングにおいて常に持っていなくてはないだろうか。
大企業によるマスマーケティングに中小企業でも対抗できる時代になった反面、これまでより一層のファクトが問われることは間違い無い。
読み物的な一冊で気軽にサクサク一時間程度で読める内容だが、個人的には色々と考えさせられる示唆的要素も少なくなく、なかなか興味深かった。
余談だが、コラムで広島カープのベースネタグッズや赤ふんどしを取り上げた著者&編集者のセンスに脱帽。

78点

2007年10月08日

究極のマーケティングプラン

4492555781究極のマーケティングプラン シンプルだけど、一生役に立つ!お客様をトリコにするためのバイブル
神田 昌典 齋藤 慎子
東洋経済新報社 2007-03-30

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2007年92冊目

先に読んだ「究極のセールスレター」がそのダイレクトマーケティングのアウトプットの方法に特化したものであったのに対して、本書はそのマーケティングの考え方、プランニングに焦点をあてている。
しかし、プランニングだからといって小難しいものではなく、豊富な事例や具体的手法が盛り込まれており、さくさくと面白く読めるが、試してみたい、実践するべきと随所で感じられ、非常に参考になった。
もはやビジネスの世界では古典といっていいくらい、原典の出版から時間は経っているのだが、移り変わりの早いビジネスの世界でも基本的な原理原則は変らないのだと強く感じた。
巻末のマーケティングプラン作成シートも利用価値大。

90点

2007年09月18日

究極のセールスレター

4492555773究極のセールスレター シンプルだけど、一生役に立つ!お客様の心をわしづかみにするためのバイブル
神田 昌典 齋藤 慎子
東洋経済新報社 2007-03-30

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2007年89冊目

読むのが後回しになってしまっていたが、神田氏のマーケ本は押さえておかねばならないと思い、読んでみた。
神田氏の既出の本などで紹介されていることも多いが、まさにシンプルだが、役に立つ、覚えておいて損のない原理原則だと思う。
時代の主流はWebに変ろうが、伝えるべき内容、伝える技術の本質はまさに不変である。
ダイレクトマーケティングにかかわるマーケッターは当然ながら、営業や広告制作者、Web担当者、中小企業経営者など全ての売る、あるいは伝えるという行為にかかわる人にとっては自分の職域で応用できる要素が少なからずあるとも思う。
DMを思わず作りたくなる衝動に駆られる一冊です。

92点

2007年06月25日

検索エンジンがとびっきりの客を連れてきた!

4797335920検索エンジンがとびっきりの客を連れてきた! 中小企業のWeb2.0革命
佐々木 俊尚
ソフトバンククリエイティブ 2006-08-01

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2007年64冊目

リスティング広告について特に新しく学ぶというよりも、それが威力を発揮した中小企業の成功事例が物語感覚で面白く読める本です。
充分に知識のある人にとっては、今更という内容かもしれませんが、事例とした挙げられた中小企業に綿密に取材しており、業界や地域の事情をふまえて、リスティング広告に活路を求めた背景、そして、リスティング広告が上手く活用された時の威力とその真価が鮮やかに描かれています。
リスティング広告の面白さとそのダイナミズムがどこにでもありそうな中小企業の悩みと共に描かれたことで、実感を伴って、一層際だって伝わってくる。
WEBにはアイデア次第で勝負できる要素が一杯詰まっているということが再認識できました。

2007年06月03日

なぜ安くしても売れないのか

4478502706なぜ安くしても売れないのか―一人二極化消費の真実
マイケル・J・シルバースタイン
ダイヤモンド社 2007-01-13

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2007年54冊目

消費の動向として、中間価格帯の商品が苦戦しており、伸びているのは高付加価値のあるワンランク上の価格帯の商品か、ほぼ同程度の満足を割安で提供しているワンランク下の価格帯という指摘は、今更取りたてて説明するまでもないことだが、重要なのは、いわゆるミドルクラス、一般的な消費者が、そのどちらのゾーンの顧客たりえるということだろう。
本書でも詳細なモデルケースで示しているが、一般的な消費者、もしくは平均以下の収入の者であっても、こだわりのある消費をするし、それ以外に関してはなるべく安くすましてしまう、あるいは安く上げる努力をするのが一般的な消費者の心理であり、それができる時代でもある。
性別や年齢、収入といった単純な属性だけで測るような紋切り型のマーケティングではもはや通用しないということがあらためて感じさせてくれた。
一人二極化という消費の現実の豊富な事例と消費者の背景心理を勉強するうえではなかなかに良書といえるのではないだろうか。
ただし、取り上げられた事例が小生には馴染みのない外国企業も多く、頭では理解できても、いまひとつピンとこないところが少なくなかったのは残念。

60点

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