2009年01月08日

「営業エンジン」が会社を動かす

4344995848目指せ!売上30億円「営業エンジン」が会社を動かす!
松下 智明
幻冬舎メディアコンサルティング 2007-05

by G-Tools


2009年3冊目

いわく売上30億円という一つの壁を突破できない理由は、営業部が属人的であり、営業部が組織として機能していない会社だと捉え、売れる営業マンを育てる仕組みづくりの必要性、マネジメントの意識改革、採用・教育などを説いた本。
論旨はまったくもって正論ですが、内容はちょっと浅いです。
いわゆる営業組織マネジメントを説いた本でも、ごく初級、それこそ何が悪いのかさっぱり分からないという方向けの本だと思われます。
それでも、小生はまさにこの本が想定しているような、もう少しで年商30億という状態を数年間続けているような会社、しかも会社の半数くらいが営業という営業会社に勤めた経験もあるので、言いたいことがよく分かります。
結局のところ、そういう組織はマネージャーがプレイングマネージャーだし、作れる数字自体も大きいから、チームの新人の目標くらいはマネージャー自身で作れてしまったりする。
だから、新人を丁寧に教えているより、自分も多く営業に出た方がチームも達成できるし、その方が評価されるというのが大抵の会社の現実であったりする。
それにこの本で述べられていたことでもひどく共感するのは、トップ営業になる人材というのは営業センスといってもいいが、本質的にどのようにすれば売れるかということを理解し、実践できるのだ。
だからこそ、新人や売れない人間がなぜ売れないかが分からない。
そして、マネジメント層がそれを理解できないから、多くの売れない人間はドロップアウトしていき、一部の売れる人間がマネージャーになっても同じことを繰り返す。
実際に問題の本質に気づいているマネージャークラスは多いのかもしれないと思いますけど、最低でも営業部長、大抵は社長を巻き込まないと、なかなか組織の改革はできないですけどね。
そういう意味では、非常に分かりやすく、その意義を説いた本書にもそれなりの意義はあるだろう。
マーケティングツールとして見た場合、秀逸な部類と言っても良いのではないだろうか。
posted by 番長 at 18:58| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス>経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月02日

社長が変われば会社は変わる!

4484072211社長が変われば会社は変わる! ホッピー三代目、跡取り娘の体当たり経営改革
石渡美奈
阪急コミュニケーションズ 2007-09-14

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2008年13冊目

多少の誇張はあるのだろうが、次期後継者による企業再建ドキュメントとして面白い。
普通に経営の手法を学ぼうとするのなら、著者の師として本書でもたびたび登場し、経営者として名高い武蔵野・小山社長の著作を直接読むべきであろう。
しかし、成功談より失敗談の方が印象に残る本書は次期後継者による企業変革の貴重なナレッジケースであり、マニュアル的なものにはない実戦における大変さ、難しさが示唆されており、活きた事例として学ぶべきところがあるように思える。
posted by 番長 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス>経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

できる会社の社是・社訓

4106102110できる会社の社是・社訓 (新潮新書 (211))
千野 信浩
新潮社 2007-04

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2008年10冊目

エクセレントな会社には社是、社訓、企業理念など厳密には意味は異なるが、目指すべきビジョンや理想を現す言葉が制定されており、そしてその言葉が単なる上辺だけでなく、社員間にその意味が浸透し、共有されていることが多いと思っているし、個人的にはまたかくあるべきだと思っている。
誰もが知っている有名企業のそれらの言葉を創業者などのエピソードとともに紹介した本書は、各社の大事にしている部分、スピリットともいうべきものが凝縮されており、興味深いものがある。
ブランドの条件には伝説性というものがあるが、ある意味誇張があるかもしれないが、創業者や中興の祖の偉業を伝え、そのハートを継承していくためには、物語やそれを凝縮する短い言葉は、一般に考えられている以上に有効な手段たりえるのかもしれない、そんなこともあらためて考えさせられた。
単純にトリビア感覚でも読めるが、言葉の力を再考させられる書でもある。
posted by 番長 at 21:44| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス>経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月08日

「決定」で儲かる会社をつくりなさい

430924405X「決定」で儲かる会社をつくりなさい
小山 昇
河出書房新社 2007-01-06

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2007年70冊目

著者の本は始めてだったが、評判が高いのも頷けます。
まさに経営とは決定であり、まず決定ありきから始まり、その決定を下すことこそ社長の仕事なのだ。
小生は社長でも、ボードでもないが、かなりの共感を覚える部分と気付きを喚起させられる部分があった。
特に印象的だったのが、冒頭から述べられた「早く決定する」である。
中小企業でなかなか決定を下すことができない社長の下で仕えたことがある身としては、この言葉の意味が痛いほどよく分かる。
大概の中小企業において、社長の決定は最終決済や承認ではなく、“GO”or“NO GO”の唯一無二の判断になってしまうからだ。
その判断を下さないことは企業の意思決定を遅らせることであり、決定を下さないこと=社長の仕事をしていないといっても過言ではない。
そんな今まで漠然と思っていたことを、はっきりと認識させられた。
また、本筋ではないが、採用や人材活用について述べられた項で出てきたエナジャイザーというツールには非常に興味が湧いた。
小生は銀行との折衝の経験がないので、それに触れられたところは、正直分かりかねるが、中小企業の経営者にとっては、参考にするべきところが非常に多いのではないだろうか。
中小企業の経営者にとって、一読して損はない、一読する価値があるとオススメしたい一冊だ。

90点



posted by 番長 at 02:15| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス>経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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