2007年09月17日

半島を出よ

4344410009半島を出よ 上 (1) (幻冬舎文庫 む 1-25)
村上 龍
幻冬舎 2007-08

by G-Tools

4344410017半島を出よ 下 (3) (幻冬舎文庫 む 1-26)
村上 龍
幻冬舎 2007-08

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2007年87、88冊目

ベストセラーになった単行本が出たのが昨年だったと思ったのだが、ずいぶん早く文庫化されたななどと思いながら購入。
北朝鮮が攻めてくるという話だということは知っていたので、麻生幾の『宣戦布告』、福井晴敏の『亡国のイージス』的なものを期待していたんですが、ちょっと期待していたような内容とは違ったと言うのが率直な感想。
もちろん、この手の小説の約束とも言うべき日本政府の未熟な対応や、意思決定、非常時への備えなど、有事への憂いは読者に与えているものの、本質的なテーマはそこではない。
しかし、好みの問題や読書前の期待もあるのかもしれないが、個人的にはそこをもっと追求する内容にしてほしかった。
北朝鮮内部や庶民の暮らしぶりなど、相当に綿密かつ膨大な取材が行われているうえで、書かれたものであることが容易に分かるだけに、なおのことそう思う。

61点
posted by 番長 at 16:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説>村上龍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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