2009年01月12日

憎まれ役

4163695508憎まれ役
野中 広務
文藝春秋 2007-10

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2009年4冊目

野中さんと野村さんという政治と野球という全く異なる世界で生きてきた二人による異色のコラボ本。
タイトル通り、野中さんは小泉さん、野村さんは長嶋さんという人気者の影で生きてきた、その敵役というか、反骨精神の人生をテーマに語っています。
しかし、テーマがテーマなので、いたしかたない面もあるが、基本的にお二人による自画自賛的な内容。
個人的には野中さんのことは深く知らなかったので、新しく知ることが多く、興味深いこともそれなりにあったが、野村さんの部分は基本的に今までにどこかで書かれていたこととかの重複ばかりで、特に新たに得るものがなかったのは少々残念。
野中さんにしても、小生が今まで知らなかっただけのような気もするので、対談を入れるなどの構成にしても良かったのではないかとも思う。

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2008年04月02日

ニッポンを繁盛させる方法

4047101214ニッポンを繁盛させる方法 (角川oneテーマ21 A 74)
島田 紳助
角川書店 2007-11

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2008年3冊目

自身も企業経営者である島田紳助と東国原・宮崎県知事による対談本。
特に島田紳助のそのアイデアのユニークネスには目をみはるものがある。
対談本ということもあり、気軽に読めるが、いたるところに参考にできそうなアイデアが詰まっている良書。
政界への転身も取り沙汰される島田紳助だが、テレビの司会者としての影響力と一議員としての影響力を天秤にかけると悩ましいところでもある。
親交のある橋本さんが大阪府知事になったが、紳助にこそ府知事になってほしいという思いを強くした。
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北方領土特命交渉

4062811669北方領土特命交渉 (講談社+アルファ文庫 G 158-2)
鈴木 宗男
講談社 2007-12

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2008年2冊目

佐藤優氏の『国家の罠』を読んで、興味が出た流れで読了。
一般的な報道だけではうかがいしれなかった両氏の逮捕までの経緯などが分かり、非常に興味深いものがある。
国策捜査というものの恐ろしさを感じるとともに、彼ら二人がそのままのポジションにいたならば、北方領土問題、対ロ関係がもっと突破口が開けていたのではという思いを強くする。
すぐに政権が代わる日本の政治の不安定と、それに左右される官僚の悲哀も感じさせる。
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京都・同和「裏」行政

4062724766京都・同和「裏」行政──現役市会議員が見た「虚構」と「真実」 (講談社+α新書 380-1C)
村山 祥栄
講談社 2007-12-21

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2008年1冊目

実は著者は小生の学生時代の友人。
京都市役所の所員の不祥事が続出して明るみに出たことは記憶に新しかったのだが、単なる腐ったお役所体質の賜物だろうくらいにしか思っていなかったが、京都市役所に巣食う病巣は同和政策という特殊な事情によるところが大きいことがあらためて分かりました。
村山氏が先の京都市長選に立候補して負けてしまったことは、京都市が有能な市議まで失ったことを意味し、非常に残念である。
しかし、一度の挫折でそのまま消えてしまう人間でないことを、無所属ながら他の人間が怯んでできなかったことを行い、変えれる、形にできる人物であることをこの本が証明している。
村山氏が一回り大きくなって政治の表舞台に戻ってくることを信じてやまない。
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2007年11月11日

銀行 儲かってます!

4087204073銀行儲かってます! (集英社新書 407B)
荒 和雄
集英社 2007-09

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2007年108冊目

タイトルがうまく、書店で思わず手にとってしまった一冊。
銀行OBの著者が、一般人なら誰でも抱いているであろう銀行に対しての怒りや疑問に、銀行ならではの理屈や内情を金融にあまり詳しくない人にでも分かりやすく解説してくれています。
最近、銀行がリテールとやたらと口にしているのも、もはや証券業かと思うほどに投資信託で荒稼ぎをしている現状を知ると納得です。
読むと銀行に対してさらに腹は立つものの、銀行のその独自の理屈を知っておくには読んでおいて損のない良書。

82点
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2007年03月18日

ウェブが創る新しい郷土

ウェブが創る新しい郷土 詳細はこちらで
ウェブが創る新しい郷土 地域情報化のススメ   講談社現代新書
丸田一(著)   新書(2007/1/19)講談社


2007年21冊目

地域プラットフォームとしての、あるいは地域メディアとしてのウェブの活用というところがテーマ。
このテーマには非常に関心があり、また、地域活性化、地方からの情報発信という点で大いに可能性を感じてることもあって読んでみたのだが、率直に言えばパンチ不足。
事例として、挙げられていた佐賀の鳳雛塾や佐渡のお笑い島計画は非常に面白い試みだと思ったが、やはりまだまだ突き抜けてはいない現状だということも感じた。
逆に言えば、皆テーマの部分は気づいているのだろうが、具体化できていない、具体的手法にまで落せていないということなのではなかろうか。
逆説的に言えば、まだまだチャンスがある領域ともいえそうである。

63点
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2007年03月15日

腐女子化する世界

腐女子化する世界 詳細はこちらで
腐女子化する世界 東池袋のオタク女子たち   中公新書ラクレ
杉浦由美子(著)   新書(2006/10)中央公論新社


2007年19冊目

友人の編集者が話題にしていて、興味を惹かれたので読んでみた。
個人的にも腐女子の心理には少しは理解しているつもりの部分もあったが、BLまでいくと全く理解できないし、その生態にも関心はあったので結構面白く読めました。
特に、前半部分の腐女子の分析は少々著者の独断が強い感はあるものの的を射ているように思われるところが多く、なるほどと頷け、非常に面白く、また勉強になります。
ただ、後半部分は、ことさらに格差社会等の記述が多く、論旨は一部頷けるものの、正直首を捻りたくなるところが多かった。論理が飛躍しすぎた感はある。
腐女子も特別な存在ではないと思えた点は収穫。

71点
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2007年01月04日

マネーロンダリング入門

マネーロンダリング入門 詳細はこちらで
マネーロンダリング入門―国際金融詐欺からテロ資金まで   幻冬舎新書
橘 玲(著)   新書(2006/11)幻冬舎


2007年2冊目

今や一般語と化したマネーロンダリングだが、資金洗浄という意味合いは分かっていてもその実態についてよく分かっていなかったので、評判の良い著者の作品で入門とあったので気になって購入。
金融に疎い小生としては、一読しただけでは理解し切れない部分もあったが、ライブドア事件をはじめ、事例を豊富に盛り込んで解説してくれていることで、既存のこの手の本に比べれば格段に分かりやすく書かれているのではないかと思う。
「金融の国際化とは資金が国境を越えて移動することではない。金融データが、ボーダーレスに高速処理されることなのである。」という一文は国際金融の本質を表すものとして、覚えておきたい考え方である。
まずは、脱税の心配しなくてはいけない程の身分になってからの知識かもしれませんが、これからの時代知っておいて損はない知識であろう。

76点
posted by 番長 at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月29日

インテリジェンス 武器なき戦争

インテリジェンス 武器なき戦争 詳細はこちらで
インテリジェンス 武器なき戦争   幻冬舎新書
手嶋 龍一(著)、佐藤 優(著)   新書(2006/11)幻冬舎


今年86冊目

新創刊された幻冬舎新書の目玉として、大きく新聞広告等に展開されていた一冊。
新聞広告ではイカツイ二人組という第一印象だったが、「ウルトラダラー」の手嶋さんと「国家の罠」の佐藤さんとの対談本となれば、新シリーズの目玉にふさわしい注目の組み合わせであり、即購入。
日本では低く見られがちな情報戦略、諜報活動の分野において手腕を発揮してきた二人の対談だけに、新書ながら非常に内容の濃い一冊。
特に、印象的だったのが、今まで日本のインテリジェンスは弱いというイメージを持っていたが、収集能力そのものは非常に高いということ。しかし、情報を評価するべき機関と人材の欠如が、日本の弱点であるということ。
日本が諸外国と渡り合っていくためにも、この分野の強化が生命線になると個人的にも思っていただけに、裏話などと共に具体的かつ明確に日本のインテリジェンス戦を論じた本書は非常に興味深かった。
かなり売れているようだし、日本のインテリジェンスに一石を投じてくれることを願ってやまない。
余談だが、鈴木宗男の評価がかなり変りました。

93点
posted by 番長 at 22:15| Comment(0) | TrackBack(3) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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