2008年04月02日

歌舞伎町午前零時「女衒の夜」

4309017428歌舞伎町午前零時「女衒の夜」
武内 晃一
河出書房新社 2006-01-12

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2008年11冊目

漫画化されてそこそこ人気だったという「女衒」の原作本。
小生は漫画のことも全く知らなかったのだが、図書館でたまたま見つけ、タイトルに男心を魅かれて読んでみました。
女衒というと聞きなれない言葉だけに、風俗に女性を売り飛ばして食い物にするといったイメージを抱いていた部分があったが、少なくとも著者のしていることは風俗版芸能事務所であり、エージェントである。
そこには女性そのものを高く売り出していくため、高い商品価値をつけさせるための戦略があり、合理的なWIN-WINの関係性が成立している。
風俗が必要悪として社会になくてはならない存在である以上、そこで働く女性を適切な方法と金でマッチングさせる女衒という稼業もまた必要される人であろう。
もちろん、著者のように女性のことを考えて手配する業者ばかりではないし、自分の利益だけしか見ないでまさに女性を食い物にする輩も多いのが実情ではあるのだろうが・・・。
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2007年12月31日

2007年04月15日

アヘン王国潜入記

アヘン王国潜入記 詳細はこちらで
アヘン王国潜入記   集英社文庫
高野秀行(著)   文庫(2007/3)集英社


2007年30冊目

昨年から高野氏にハマリ気味で、既に絶版になった親本の単行本を探していたのですが、発見できずに困っていたところだっただけに、嬉しい文庫化。
文庫版あとがきでは、物書きとして「背骨」になった仕事として、この本をあげていたが、高野氏の他の著作と比べると、確かにジャーナリズム的要素が色濃いのが特徴であると思われます。
ただし、当然、人がやらないことをやる高野氏らしく、アヘン栽培地域に潜入して、現地民と寝食を共にし、ケシの種植えから収穫までに携わるというまさに現代における大冒険の記録ともいえる一級のノンフィクションルポでもある。

84点

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2007年04月04日

世田谷一家殺人事件―侵入者たちの告白

世田谷一家殺人事件 詳細はこちらで
世田谷一家殺人事件―侵入者たちの告白
齊藤寅(著)   単行本(2006/6)草思社


2007年26冊目

2000年の事件ではあるが、結構事件そのものへの関心はあったので、新刊の時に書店で見て、胡散臭そうという思いはあったが、気にはなっていた一冊。
読み逃していたものの、たまたま調べものを探しにいった図書館に置いてあり借りてみた。
やはり正直に眉唾的な内容であり、この本に書かれていることを頭から信用する気には到底なれない。
外国人留学生達による犯罪グループの存在に注意を喚起した点は評価したいが、全部が全部を創作とは言わないが、少なくとも一般的に言われるジャーナリズムとはとても呼ぶに値しない。
フィクションとして、作者の推測によるものという断り文句を入れていおくべきであったと思うし、それであれば、それなりに面白い読み物と言えなくもないと思う。

52点
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2007年03月01日

1歳から100歳の夢

1歳から100歳の夢 詳細はこちらで
1歳から100歳の夢
日本ドリームプロジェクト(編)   単行本(2006/4)いろは出版


2007年16冊目

ありがたいことにこの本の編集・制作に携わった方から頂戴しました。
30万部近く売れている大ベストセラーだそう。
各年齢毎に100人の方の夢が詰まっています。
ほほえましい気持ちから、頑張ろうという気持ち、そして、感謝という気持ちまで色々な感情が自分の中で湧き起こってきます。
中高生をはじめ幅広い層に、クチコミ的に広まって売れているらしいのですが、紙面の写真やコピー含めて、納得できるだけのパワーを感じます。
自分も親や友人含めて大切な人に是非オススメしたいとも思った。
本というメディアの実力を痛感させられた心地よい気分。
立ち止まって、考えたい時に、またページを捲りたい。

96点
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2007年01月13日

警察裏物語

警察裏物語 詳細はこちらで
警察裏物語   
北芝 健(著)   単行本(2006/5/30)バジリコ


2007年5冊目

テレビ等でお馴染みの北芝さんが自身の経験を基に警察の内部事情等を中心にエッセイ的に綴っている。
売れたのは知っていたのだが、さほど気にも留めていなかったが、ブックオフで100円で売っていたので購入。
裏物語とある様に、警察内部の普段知ることができない事情や刑事とヤクザのやりとり等興味深いところもあるが、全体的に浅く、もっと突っ込んでいたものを期待だけに期待外れの感は否めない。
話し口調で書かれてあることもあり、サクサク読めるので、息抜き程度に軽い気持ちで読む分にはそこそこ楽しめるのでは。
一種のタレント本として読むのが正解ではないでしょうか。

57点
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2007年01月04日

馬券偽造師

馬券偽造師 詳細はこちらで
馬券偽造師   幻冬舎アウトロー文庫
中山 兼治(著)   文庫(2006/10)幻冬舎


2007年1冊目

外れ馬券を元に夢の当たり馬券を偽造していた著者の実体験を記したノンフィクション。
今とは馬券のシステムそのものが違うとはいえ、十年間にわたって馬券偽造を繰り返し、10億円以上の払い戻しを受けたという話は犯罪とは分かっていても、どこか痛快なものがある。
ミクロの単位で文字を削って、一文字印字するのに5000ものドットを打つ。その技術はまさに職人の粋を極めたものであり、当時でも方法が分かっていても他に真似できる人はいなかったのではないだろうか。
JRAの官僚体質や刑務所のことなどにも興味深く触れており、どこか憎めない世紀の犯罪者かつ画工職人の自叙伝である。

84点
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2006年09月10日

末期ガンになったIT社長からの手紙

末期ガンになったIT社長からの手紙 詳細はこちらで
末期ガンになったIT社長からの手紙
藤田 憲一(著)   単行本(2006/6/9)幻冬舎


今年60冊目

気になっていたが、後回しになっていた一冊。
30代ながら、末期ガンで余命宣告を受け、闘病中のIT企業の社長の話。
ポジティブな人だなというのが率直な印象。
全体として、感銘というところまではいかないが、考え方、特に子供や恋愛に対する考えとかに共感できる部分や、考えさせられる部分は多かった。
9月10日現在、著者のブログは7月22日を最後に更新されていない。
おそらく、最後の闘病中。頑張って欲しい。

71点
posted by 番長 at 17:31| Comment(1) | TrackBack(1) | ノンフィクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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