あんぱんはなぜ売れ続けるのか
井上昭正(著) 単行本(2006/8)清流出版
2007年51冊目
最近かなり増えたこの手の書名ですが、ここでは、銀座木村屋のあんぱんのことを指しています。
世に送り出してから100年以上も愛され続けてる「あんぱん」の木村屋をはじめ、「金鳥の渦巻」蚊とり線香の大日本除虫菊、キューピー、田崎真珠、カゴメ、イトーキ、ゼブラという、優良企業7社がなぜ愛され続けているのかを読み解こうとしてます。
マーケティング戦略という面では、各社がそれに応じた戦略をとっているので、一概には言えませんが、どの会社にも共通して言えるのは、創業者の思いを汲み取って、きちんと継承できていることだと思う。
創業者が世の為にという利他の精神でブレークスルーにつなげた商品をただ受け継ぐだけでなく、その精神をもきちんと継承できているからこそ、ブランドを確立しているのだと思うし、時代に応じたヒット商品を出すなどの変化もできているのだと思う。
著者はマーケティングの面から、この本を書いたようであるが、それはもとより、企業文化の継承の教科書といってもいい内容であると思う。
マーケティングが通用しなくなっている時代だからこそ、読んでおくべき本であろう。
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