腐女子化する世界 東池袋のオタク女子たち 中公新書ラクレ
杉浦由美子(著) 新書(2006/10)中央公論新社
2007年19冊目
友人の編集者が話題にしていて、興味を惹かれたので読んでみた。
個人的にも腐女子の心理には少しは理解しているつもりの部分もあったが、BLまでいくと全く理解できないし、その生態にも関心はあったので結構面白く読めました。
特に、前半部分の腐女子の分析は少々著者の独断が強い感はあるものの的を射ているように思われるところが多く、なるほどと頷け、非常に面白く、また勉強になります。
ただ、後半部分は、ことさらに格差社会等の記述が多く、論旨は一部頷けるものの、正直首を捻りたくなるところが多かった。論理が飛躍しすぎた感はある。
腐女子も特別な存在ではないと思えた点は収穫。
71点


2008年3月に「コスプレ女子の時代」(ベスト新書)、「かくれオタク9割」(PHP研究所)を出しました。
「コスプレ女子の時代」は「コスプレ=外見プロデュース」と定義して、現代女子の過剰な外見プロデュースについて言及しました。
また、「かくれオタク9割」はビジネス書となっています。「腐女子化する世界」を読んで声をかけてくださったビジネス書の編集者さんと一緒に作りました。
機会がありましたら、是非、ご高覧ください。
なお、5月には「ケータイ小説」に関する新書を出す予定です。