2007年01月04日

馬券偽造師

馬券偽造師 詳細はこちらで
馬券偽造師   幻冬舎アウトロー文庫
中山 兼治(著)   文庫(2006/10)幻冬舎


2007年1冊目

外れ馬券を元に夢の当たり馬券を偽造していた著者の実体験を記したノンフィクション。
今とは馬券のシステムそのものが違うとはいえ、十年間にわたって馬券偽造を繰り返し、10億円以上の払い戻しを受けたという話は犯罪とは分かっていても、どこか痛快なものがある。
ミクロの単位で文字を削って、一文字印字するのに5000ものドットを打つ。その技術はまさに職人の粋を極めたものであり、当時でも方法が分かっていても他に真似できる人はいなかったのではないだろうか。
JRAの官僚体質や刑務所のことなどにも興味深く触れており、どこか憎めない世紀の犯罪者かつ画工職人の自叙伝である。

84点
posted by 番長 at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ノンフィクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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