2009年01月05日

さまよう刃

4043718063さまよう刃 (角川文庫)
東野 圭吾
角川グループパブリッシング 2008-05-24

by G-Tools


2009年1冊目

一人娘を少年グループに暴行監禁された後に、死体を遺棄された父親の復讐が物語の中心。
現行の少年法に対するアンチテーゼ、問題提起とも言うべき内容だが、被害者およびその家族の生き方、プライパシーといったところもテーマが及んでおり、被害者側と加害者側という違いはあるが、犯罪および犯罪者にまつわる家族という面からみると、『手紙』と非常に近いテーマというか、視点を変えて対をなした作品とも言えるのではないだろうか。
重苦しいテーマにかかわらず、一気に読ませる筆力はさすが。
また、そんなテーマであるにもかかわらず、フーダニットの要素を盛り込ませるあたり、東野さんのミステリー作家としての本質を感じさせられるものがある。
ちなみに、小生はすっかり騙されてました。
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posted by 番長 at 17:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説>東野圭吾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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