2007年09月22日

怪魚ウモッカ格闘記

4087462153怪魚ウモッカ格闘記―インドへの道 (集英社文庫 た 58-8)
高野 秀行
集英社 2007-09-20

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2007年91冊目

「待ってました!高野さんのUMA探検本」と思いきや、一筋縄で行かないのがいかにも高野さんらしい。
実はことのあらかたの顛末は高野さんのブログで大方知ってはいたものの、あらためて一冊の本で読むと、ノンストップで読み終えた程に面白い。
何と言っても、ウモッカの存在そのものにも興味関心はあるが、それ以上に高野さんの生き方、パーソナリティに非常に惹かれる。
自分には真似できないと分かっていながら、こんな生き方できたらいいなという憧れ、言いかえれば男のロマンを感じることを素直に認めざるをえない。
そして、そんなパーソナリティが滲み出てくる高野さんの文章そのものが小生は好きだし、今や辺境とかUMAといったテーマではなく、ライター高野秀行が書いたものであること自体が読む価値がある。

90点
posted by 番長 at 02:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅、紀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月21日

コーポレートブランディング格闘記

4532640725コーポレートブランディング格闘記―BtoBブランディングの実践ストーリー
石井 淳蔵
日経広告研究所 2007-03

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2007年90冊目

BtoB企業がどのようにブランディングを果たしていくかを小説仕立てにすることで分かりやすく解説している。
ブランドについてもう既にある程度知識は持っているという人にとっては特に新たに得るものはないかもしれないが、ブランド初心者にとっては下手な解説本より分かりやすい良書だろう。
あまりにも教科書的なだけに、実際はこんな具合にはそういかないだろうとも思うのだが、ブランド戦略に初めて取り組む会社やあまり理解されていない会社にとっては、取り組むべきポイントや手順など含めて、すんなり頭に入りそう。
ただ、あくまでも上場企業で予算を結構持っている設定なのが個人的には引っ掛かるところ。
今後、未上場で中堅規模程度くらいの会社が少ない予算でどうブランディングを果たしていくかというより実践的なテーマなんかの本があれば是非読みたいなと思うところでもある。

73点
posted by 番長 at 00:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス>広告・広報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月18日

究極のセールスレター

4492555773究極のセールスレター シンプルだけど、一生役に立つ!お客様の心をわしづかみにするためのバイブル
神田 昌典 齋藤 慎子
東洋経済新報社 2007-03-30

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2007年89冊目

読むのが後回しになってしまっていたが、神田氏のマーケ本は押さえておかねばならないと思い、読んでみた。
神田氏の既出の本などで紹介されていることも多いが、まさにシンプルだが、役に立つ、覚えておいて損のない原理原則だと思う。
時代の主流はWebに変ろうが、伝えるべき内容、伝える技術の本質はまさに不変である。
ダイレクトマーケティングにかかわるマーケッターは当然ながら、営業や広告制作者、Web担当者、中小企業経営者など全ての売る、あるいは伝えるという行為にかかわる人にとっては自分の職域で応用できる要素が少なからずあるとも思う。
DMを思わず作りたくなる衝動に駆られる一冊です。

92点

2007年09月17日

半島を出よ

4344410009半島を出よ 上 (1) (幻冬舎文庫 む 1-25)
村上 龍
幻冬舎 2007-08

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4344410017半島を出よ 下 (3) (幻冬舎文庫 む 1-26)
村上 龍
幻冬舎 2007-08

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2007年87、88冊目

ベストセラーになった単行本が出たのが昨年だったと思ったのだが、ずいぶん早く文庫化されたななどと思いながら購入。
北朝鮮が攻めてくるという話だということは知っていたので、麻生幾の『宣戦布告』、福井晴敏の『亡国のイージス』的なものを期待していたんですが、ちょっと期待していたような内容とは違ったと言うのが率直な感想。
もちろん、この手の小説の約束とも言うべき日本政府の未熟な対応や、意思決定、非常時への備えなど、有事への憂いは読者に与えているものの、本質的なテーマはそこではない。
しかし、好みの問題や読書前の期待もあるのかもしれないが、個人的にはそこをもっと追求する内容にしてほしかった。
北朝鮮内部や庶民の暮らしぶりなど、相当に綿密かつ膨大な取材が行われているうえで、書かれたものであることが容易に分かるだけに、なおのことそう思う。

61点
posted by 番長 at 16:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説>村上龍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

龍時01-02

4167687011龍時 01-02 文春文庫
野沢 尚
文芸春秋 2004-07

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2007年86冊目

読みたいとずっと思っていたが、機を逸していた小説。
スポーツをテーマにした小説は数あれど、この作品ほど競技中の描写が上手い作品はないのではないだろうか。
そのワンプレイ、ワンシーンがまるでテレビで見ているかのように、はっきりと脳内で視覚化され、登場人物達の一挙手一投足、ボールの動きに手に汗を握りそうになってしまう。
また、もう一昔前の時代だが、有名選手やチーム名が実名で出ていたりするので、サッカーファンにとっては現実をオーバーラップさせながら楽しめるのも一つの魅力であろう。
続編を読むことが非常に楽しみになっている。

90点
posted by 番長 at 14:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説>野沢尚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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