2007年04月30日

ぼんくら

ぼんくら(上)ぼんくら(下) 詳細はこちらで
ぼんくら(上)(下)   講談社文庫
宮部みゆき(著)   文庫(2004/4)講談社


2007年36、37冊目

宮部さんの時代物ミステリー。
最初は短編が続き、一つの長屋で次々と起こる別々の出来事を短編でまとめた連作集と思いきや、それは実は長編へと続く序章だというなかなか変った趣向です。
適切な例えかは分かりませんが、ドラクエWを思い出します。
時代物になっても、宮部さんならではの個性的な人物造詣が絶妙な作品です。

71点
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2007年04月22日

野球はベースボールを超えたのか

野球はベースボールを超えたのか 詳細はこちらで 
野球はベースボールを超えたのか   ちくまプリマー新書
ロバート・ホワイティング(著) 松井みどり(翻)   
新書(2006/4)筑摩書房


2007年35冊目

日米の野球とベースボールの違いというより、そのプロである日本のプロ野球とMLBの機構の違いなどが述べられています。
その比較については、なるほどと思うところもあるのですが、あまりにも著者の偏見が強く、一部の人達を思想性が異なるだけで、悪し様に書かれているところも多く、正直あまり気分が良いものではない。
日本球界の閉鎖性が問題視され、それを糾弾するのは一向に構わないが、「日本球界<メジャー」という論調で語るのはいかがなものかと。
アメリカ人が日本野球をどう見ているかという参考になるかもしれないが、それだけのものである。

42点
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好かれる方法 戦略的PRの発想

好かれる方法 戦略的PRの発想 詳細はこちらで
好かれる方法 戦略的PRの発想   新潮新書
矢島尚(著)   新書(2006/9/15)新潮社


2007年34冊目

著者はプラップジャパンというPR会社の社長で、本書ではPRとは何かを事例なども交えて分かりやすく解説してくれています。
世間一般においては広告もPRも混同されており、区別がほぼついていない状況だけに、違いを端的に述べている本書の意義は高いように思う。
「タマちゃん」の事例の話などは、提案力のあるPR会社に頼むメリットの好例だろう。そして、それが、まさに、自社のPRにもなっている。
あとがきで、この5、6年でPRを取り巻く環境が劇的に変化するであろうことが書かれていたが、実際にここ数年でPRに対する機運は高まってきているように個人的には感じているだけに、その言葉も信憑性は高い。
ただし、この書名は正直かなりギリギリだと思うのだが。
決して、プライベートな個人向けっていう内容でもないし、サブタイトルなかったら、何のことかさっぱり分からない。
PR=好かれる方法、という図式も決して正しいわけじゃないし。
この書名つけた編集者?には正直疑問を呈してしまいます。

80点
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繋がれた明日

繋がれた明日 詳細はこちらで
繋がれた明日   朝日文庫
真保裕一(著)   文庫(2006/2/7)朝日新聞社


2007年33冊目

ビジネス系の書籍を読むことが最近多く、小説読んでないなと思っていたところに、ブックオフ100円コーナーで買い逃していた本書を見つけ、即購入&読破。
第一印象は東野圭吾の「手紙」とテーマが近いなということです。
加害者本人なのか、その家族なのかという違いはあっても、世間からの差別であったり、「罪と罰」的なところであったり、色々と考えられさせる内容です。
被害者やその家族の救済、加害者の家族、更生制度等々。
現代の日本を代表する作家二人がほぼ同年代に似たところのテーマで小説書いているってことは、法制度等含めて真剣に考え直さなければならないターニングポイントに来ているってことなのでしょうか。

68点
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2007年04月21日

負け癖社員はクビにしろ!

負け癖社員はクビにしろ! 詳細はこちらで
負け癖社員はクビにしろ!
苗木邦王(著)   単行本(2007/2)幻冬舎メディアコンサルティング


2007年32冊目

新宿紀ノ国屋の店頭のワゴンで、なかなかエキセントリックなタイトルが目に入り、手に取った一冊。
主に、人材の採用戦略、育成戦略について語られていますが、中小企業の場合においては、結構参考になることも多いはずである。
採用力は企業力に比例するというのはこれはかなり正しい。ただし、では、企業力とは何か?を定義されていない点がちょっと物足りなかったですけどね。認知度なのか、規模なのか、利益率なのか、ブランドなのか等々。
人材の採用要件を考え直すところから始めた方が良いという気づきをもたらしそうではある。
自社の採用戦略が上手く行っていない中小企業の社長さんは、何の採用媒体で募集かけるかより、まず先に読んでおくべき内容でしょう。

75点
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2007年04月16日

挑戦から生まれた17の成功例

挑戦から生まれた17の成功例 詳細はこちらで
挑戦から生まれた17の成功例
ドリームゲート(編)   単行本(2007/2)ぴあ


2007年31冊目

先日読んだ「ザ・アントレプレナー」の影響もあるが、最近ちょっと気になっているドリームゲートが編集ということになっているので、手にとってみた一冊。
内容は起業家育成支援のドリームゲート編集らしく、著名起業家のオムニバスなのですが、一般的な起業家だけでなく、おちまさとや鈴木亜久里、Jリーグを立ち上げた川渕さんなどを取り上げているのはポイント高い。
既に本を出しているような著名起業家が多い中で、印象的だったのは50代で起業し挑戦中のスターフライヤーの堀社長。
「ケンカをふっかけられるのを待つのでなく、自分でケンカを売るくらいの気概で踏み出し、やり遂げる」
ケンカしたら強いとうそぶく奴は多くても、自分からケンカ売れる奴はそう多くないと確かに思う。信念に則ってケンカする覚悟は持っていなきゃいかんということだろうな。
個人的には既に知っている人が多かったが、起業を心のどこかで考えている人なら一読の価値はあるのでは。
ちなみに、アップルシードの鬼塚さんが書籍プロデュースしているようです。

73点
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2007年04月15日

アヘン王国潜入記

アヘン王国潜入記 詳細はこちらで
アヘン王国潜入記   集英社文庫
高野秀行(著)   文庫(2007/3)集英社


2007年30冊目

昨年から高野氏にハマリ気味で、既に絶版になった親本の単行本を探していたのですが、発見できずに困っていたところだっただけに、嬉しい文庫化。
文庫版あとがきでは、物書きとして「背骨」になった仕事として、この本をあげていたが、高野氏の他の著作と比べると、確かにジャーナリズム的要素が色濃いのが特徴であると思われます。
ただし、当然、人がやらないことをやる高野氏らしく、アヘン栽培地域に潜入して、現地民と寝食を共にし、ケシの種植えから収穫までに携わるというまさに現代における大冒険の記録ともいえる一級のノンフィクションルポでもある。

84点

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2007年04月08日

パワポ使いへの警告

パワポ使いへの警告 詳細はこちらで
パワポ使いへの警告
榊原廣(著)   単行本(2006/6/20)講談社


2007年29冊目

タイトルが非常に秀逸だと思う。
そして、このタイトルが刺さった小生もやはり企画書を書く際にPCの前でパワポを開いたまま手が止まった経験が何度もある。
企画という作業と企画書を書くという作業は切り離して考えなさいという著者の指摘はしごく当然のことではあるが、PCの前で苦悶している人間は小生含め相当数いるのではないかとも思う。
本書は企画を考える際のヒントがふんだんに詰めこまれており、大手広告代理店の企画畑の人のようなきちんと手順を訓練されている人でなければ、企画やプランニングをする機会、企画書を書く機会が多い人は一読する価値はあると思う。
第3章の企画作業の規格は自分の場合で考えた時にも相当使えそう。
デスク上に常に置いておきたい一冊である。

93点

ザ・アントレプレナー

ザ・アントレプレナー 詳細はこちらで
ザ・アントレプレナー
吉田雅紀(著)   単行本(2006/3/10)ダイヤモンド社


2007年28冊目

監修になっている経済産業省後援の企業家啓発・育成プロジェクトである「DREAM GATE」の存在を知って手に取った一冊。ちなみに著者の吉田氏は「DREAM GATE」の元チーフ・プロデューサー。
吉田氏の起業経験を基にしたフィクションの起業ストーリーという変った形式の本ですが、普通に物語としても、熱い気持ちがこみ上げてくると共に、オチもきちんときいていて、十分に楽しめます。
起業家育成支援というととにかく誰でもどんどん起業しろという風にも取られかねない部分があると思うのですが、起業するうえで必ず持っていなければないらないもの、忘れてはいけないものをこういった形でメッセージとして発信している「DREAM GATE」にますます興味がわくところではある。
個人的には文中にあった「CANやMUSTではなく、WANTから始める」ことが何かを始める際に正しい順序だというのが共感を覚えたともに、刻み込みたい言葉である。

90点
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リクルートのDNA

リクルートのDNA 詳細はこちらで
リクルートのDNA ―起業家精神とは何か   角川oneテーマ21
江副浩正(著)   新書(2007/3)角川書店


2007年27冊目

現在人材輩出企業といえば誰しも真っ先に思い浮かぶのがリクルートであろうし、事実小生もそうである。
そのリクルートの風土や環境について書かれた本は数あるが、創業者の江副さん自らが書き下ろしただけに、淡々とした文体の中にも、創業からの苦労話などを通して、リクルートの根底に流れる熱い魂が伝わってくる。
本書の第一章ではリクルートの明文化された社是や社訓、経営理念などが記されているが、これらが形骸化せずに、リクルートの大原則として社員に言葉だけでなく、意味も含めて浸透し、引き継がれているからこそ、現在でも常に革新的なサービスを生み出し、強いリクルートたらしめている要因だと再認識した。
ちなみにかの有名な社訓「自ら機会を作り出し、機会によって自らを変えよ」は私にとっても、座右の銘ではないが、深く胸に刻んでいる言葉でもある。

86点
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2007年04月04日

世田谷一家殺人事件―侵入者たちの告白

世田谷一家殺人事件 詳細はこちらで
世田谷一家殺人事件―侵入者たちの告白
齊藤寅(著)   単行本(2006/6)草思社


2007年26冊目

2000年の事件ではあるが、結構事件そのものへの関心はあったので、新刊の時に書店で見て、胡散臭そうという思いはあったが、気にはなっていた一冊。
読み逃していたものの、たまたま調べものを探しにいった図書館に置いてあり借りてみた。
やはり正直に眉唾的な内容であり、この本に書かれていることを頭から信用する気には到底なれない。
外国人留学生達による犯罪グループの存在に注意を喚起した点は評価したいが、全部が全部を創作とは言わないが、少なくとも一般的に言われるジャーナリズムとはとても呼ぶに値しない。
フィクションとして、作者の推測によるものという断り文句を入れていおくべきであったと思うし、それであれば、それなりに面白い読み物と言えなくもないと思う。

52点
posted by 番長 at 01:24| Comment(2) | TrackBack(0) | ノンフィクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月01日

Site M&A

Site M&A 詳細はこちらで
Site M&A  ウェブサイト売買による経営戦略
サイト売買戦略会議(著)、竹内敬人(著)   
単行本(2007/3)幻冬舎メディアコンサルティング


2007年25冊目

こんなビジネスモデルがあったんだと新鮮な驚きを得る。
著者の竹内氏が経営するバトラァーズという会社、ならびにバトラァーズが運営するウェブサイト売買・仲介サイトの宣伝色は強いが、なぜこのようなビジネスが成立するかという背景まで含めて、ウェブサイト売買の意義が分かりやすく解説されており、なかなか興味深い内容。
惜しむらくは、ケース事例の紹介などもあるが、テーマの繰り返しなども多く、テーマからなんとか膨らませた感が強く、一冊の書籍としては少々物足りない。
ただし、内容が薄いことは否定できないが、まだこの分野が未成熟、一般的に知られていない分野であることを考えると、ウェブサイトも不動産同様の資産だという主張は非常に納得できるし、その考え方を提唱したという意味では意義のある一冊だろう。

77点
posted by 番長 at 13:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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