2007年02月24日

陰陽師 太極ノ巻

陰陽師 太極ノ巻 詳細はこちらで
陰陽師 太極ノ巻   文春文庫
夢枕 獏(著)   文庫(2006/3/10)文藝春秋


2007年15冊目

もはやお馴染みになった陰陽師シリーズ。
あとがきで著者本人も『フーテンの寅さん』や『シャーロック・ホームズ』を引き合いに出し、マンネリを恐れないと述べていましたが、晴明と博雅が酒を酌み交わすお決まりのオープニングシーンは『水戸黄門』のお銀の入浴シーンにも匹敵する愛すべきマンネリです。
新鮮味はもはや全く感じられないものの、ムダのない洗練された短編集であると思う。
このキレの良さがこのシリーズにあるかぎり、ついつい気持ちいいマンネリの世界に浸ってしまうんだろう。

64点
posted by 番長 at 21:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説>夢枕獏 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月18日

社内ブログ革命

社内ブログ革命 詳細はこちらで
社内ブログ革命 営業・販売・開発を変えるコミュニケーション術
シックス・アパート株式会社(編)   単行本(2007/1/18)日経BP社


2007年14冊目

仕事の調べ物の関係で購入。
前々から社内のコミュニケーション活性化にブログやSNSは有効なのではと考えてもいたのだが、実際の事例であったり、想定される使用法や運用するうえで問題になるであろう点がまとめられており、特別なことは書いていないが分かりやすく、充分参考にはなった。
読んで思ったことは、やはり使われるツールよりも使う側の方の問題なのだろうなということ。おそらく、ツールの特性からも社内活性化やナレッジマネジメントには一定の効果は見込めるものだと思うのだが、その前に社内で積極的に意見を言い合えるような環境や下からの意見を上が汲み取る、吸い上げる風土があるのかというところが、導入した際の成否の鍵になるのであろうと思った。
また、そういった風土や環境があるのであれば、上手く運用すればまさしく革命的なツールになる可能性をも秘めているとも感じた。
イントラでのブログについては、実際まだ草創期なのかとも思うが、一年後くらいにはこの本に書かれている内容は誰でも知っている陳腐なものになっている可能性すらあるのかとも思う。
導入を検討、あるいは社内活性化などでの施策を考えている方は一読してみる価値はあるでしょう。

73点
posted by 番長 at 01:11| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ザ・エージェント

ザ・エージェント 詳細はこちらで
ザ・エージェント
鬼塚 忠(著)   単行本(2005/2/26)ランダムハウス講談社


2007年13冊目

一般的には知る人ぞ知るって存在には違いないが、出版業界ではヒットメーカーとして結構有名な人&会社。
小生はたまたま知っていて、関心は持っていたが、ご自身の本も出版していたとは知らず、古本屋で見つけ即購入。
活躍する分野は違うが、ちょうどスポーツエージェントの団野村氏の著作を読んだあとだけにタイムリーでもあった。
今時の出版社はどこも新人を積極的に発掘・育成する余裕がないだけに、本来なら版元の編集者が行っていた業務を代行しているとも言え、ある意味では時代が必要とした存在でもあるのかという気もした。
作家と契ったというカリスマ編集者だった幻冬舎・見城社長は有名だが、それに近いもの・姿勢を鬼塚さんにも感じた。
出版社が持ち込み原稿を受けつけなくなっていることが、現在の自費出版の隆盛にもつながっているのだろうが(自費出版そのものは否定しませんが)、自分自身や作品に自信と覚悟があるのであれば、自費出版する前に持ち込むべきところでしょう。
ご自身の作品は売れなかったようだが、アップルシードの考え方や、現在の出版界が垣間見得るなかなかに興味深い一冊です。

90点
posted by 番長 at 00:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月11日

テレビCM崩壊

テレビCM崩壊 詳細はこちらで
テレビCM崩壊  マス広告の終焉と動き始めたマーケティング2.0
Joseph Jaffe(著), 織田 浩一(翻訳)   単行本(2006/7/22)翔泳社


2007年12冊目

昨年、キャッチーな書名もあって、広告関連の業界でそこそこ話題になった一冊。
小生も気になって、大部分立ち読みして、エッセンスは掴んだつもりだったが、ブックオフで見つけ、購入。
いわば昨年よく出たWEB2.0本の亜種。
事例が豊富に出ているので、とっつきやすい反面、アメリカでのものなので、依然地上波放送が主流を占めている日本の事情を鑑みると一概に参考にはできない。
多少煽りすぎな感も否めないが、大筋で著者が言いたいことには同意できる。
全体的にはそれほど目新しいことはないが、消費者について述べられている項は秀逸。下手なマーケッターが考えるより、消費者はもっと利口で、上を行っている。
忘れがちだが覚えておかなければならない視点である。

70点


posted by 番長 at 01:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス>広告・広報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月04日

交渉力

交渉力 詳細はこちらで
交渉力  角川oneテーマ21
団 野村(著)  新書(2007/1)角川書店


2007年11冊目

日本人メジャーリーガーのパイオニア・野茂英雄の代理人として知られる著者だが、金にうるさいとか悪役的なイメージも持たれていたりもするようだが、個人的には野茂をメジャーに送り込んだ時の経緯などに関心があって購入。
実際に、交渉ごとのノウハウを学ぶにはどうかという気もしますが、野茂をはじめ、伊良部や吉井などをメジャーに移籍させた時の裏話的なところはなかなかに興味深い。
ある意味、自己中心的な解釈なようにとれるところもあるが、あくまでも選手の代理人であることを考えると、彼に対する悪評は間違った指摘であることが分かるだろう。
ノウハウ本というより、一種の暴露本として楽しみました。
余談だが、何かの記事で、義父である野村監督が親戚縁者で一番信頼できるのは著者だと評していたのが彼のエージェントとしての資質を端的に示していると思う。

62点
posted by 番長 at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。