2007年01月28日

押し出せ青春

押し出せ青春 詳細はこちら
押し出せ青春   小学館文庫
須藤 靖貴(著)   文庫(2006/12)文庫


2007年10冊目

前作である野球を題材にした短編集『フルスウィング』を読んで、気になっていた著者の新作ということで購入したが、相撲が舞台の小説とはまさにキターーーーーといった感じ。
しかも、単純に力士を主役にしたという風の小説ではなく、元々著者は相撲雑誌の編集もしていたということでもあり、スポーツ界を舞台にした小説に欠かせない詳細なその世界の知識なども隠語などをはじめ豊富に盛り込まれている。
角界という特殊な世界ではあるが、その世界の住人である力士の大半は20代前半の若者でもあるということを思い出させてくれる。

75点
posted by 番長 at 22:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説>須藤靖貴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月22日

魂萌え!

魂萌え(上) 魂萌え(下) 詳細はこちらで
魂萌え!(上)(下)   新潮文庫
桐野 夏生(著)   文庫(2006/11)新潮社


2007年8、9冊目

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風に吹かれて豆腐屋ジョニー

風に吹かれて豆腐屋ジョニー 詳細はこちらで
風に吹かれて豆腐屋ジョニー―実録男前豆腐店ストーリー
伊藤 信吾(著)   単行本(2006/8)講談社


2007年7冊目

独身貴族でそんなに食品にこだわりをもっているわけでもない小生は、実は昨年夏にこの本が書店で並んでいるのを見て「男前豆腐店」の存在を知りました。
この本はエッセイ的に綴られていることもあって、非常に読みやすいのですが、ビジネス的に大いに示唆を含んでいると思います。
個人的には貴重なブランド構築のナレッジケースであり、まさにブランディングの教科書と言ってもいいのではないかと思います。
ブランドと言うと、広報的な部分やデザイン的な部分が注目されがちですが、実体となるファクトが伴わないことも多々見受けられるのですが、ファクトとなる商品ありきから始まっているところが男前豆腐店の強味であり、勝因だと思います。
「本物の男前はあなたを裏切ったりしない」このコピーはまさにブランドメッセージとしてのお客様への約束であり、非常に秀逸。
決して、男前豆腐店は一過性のブームで終わらないだろう。そう感じさせてくれる一冊です。

87点
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2007年01月13日

僕たちの戦争

僕たちの戦争 詳細はこちらで
僕たちの戦争   双葉文庫
荻原 浩(著)   文庫(2006/8)双葉社


2007年6冊目

著者は最近評判がいいようで、気になっていたのだが、同僚からオススメされてご丁寧に貸してくれたので、これを機会と読んでみた。
昨年あたり、福井晴敏に『終戦のローレライ』や横山秀夫の『出口のない海』が映画化されたように戦争振り返りが微妙にブームだったのかもしれないが、小生は知らなかったのあだが、森山未来主演でドラマ化もされたらしい。
テンポよく読ませるところや、会話文のリズムなども含めたキャラクター造型といったところには著者の力量を感じたものの、同系統のテーマで同じ回天も出てくる『出口のない海』あたりと比べると、少々軽い感を受ける。タイムスリップというネタも正直ちょっと陳腐な感はある。これは好みの問題かもしれませんが。
個人的には、この作品はそれほど高い評価はできなかったが、著者の他の作品も機会がれば読んでみたいとは思った。

52点
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警察裏物語

警察裏物語 詳細はこちらで
警察裏物語   
北芝 健(著)   単行本(2006/5/30)バジリコ


2007年5冊目

テレビ等でお馴染みの北芝さんが自身の経験を基に警察の内部事情等を中心にエッセイ的に綴っている。
売れたのは知っていたのだが、さほど気にも留めていなかったが、ブックオフで100円で売っていたので購入。
裏物語とある様に、警察内部の普段知ることができない事情や刑事とヤクザのやりとり等興味深いところもあるが、全体的に浅く、もっと突っ込んでいたものを期待だけに期待外れの感は否めない。
話し口調で書かれてあることもあり、サクサク読めるので、息抜き程度に軽い気持ちで読む分にはそこそこ楽しめるのでは。
一種のタレント本として読むのが正解ではないでしょうか。

57点
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2007年01月08日

すぐに稼げる文章術

すぐに稼げる文章術 詳細はこちらで
すぐに稼げる文章術   幻冬舎新書
日垣 隆(著)   新書(2006/11)幻冬舎


2007年4冊目

≪「書ける」が一番、金になる。≫
帯にあったコピーに惹かれた。
先日神田昌典氏の著作を立ち読みしていたら、同様のことを神田氏も述べており、同意する気持ちもあって、手に取った。
この手の本をそんなに読んでいるわけではないのだが、この本の中のノウハウ自体はどこかで聞いたようなことが多く、目新しいことが多いとは思わない。
なので、文章術関係の本を精読している方にとっては得るものもそれほどないのではとも思うが、コンパクトにまとめられており、ポイントが太字で記されているところが、初心者には非常に見やすい、読みやすいものになっている。
ただし、本の終盤の方では、ノウハウと言うよりも自身の体験談やライターとのQ&Aで構成されており、どちらかというと一般よりもライター等の書くことを商売にした人を対象にしているようにも感じた。
個人的には、文章術のノウハウそのものも吸収したいところは当然多くあったのだが、心構え的な啓蒙書と捉えて読んだ。
このブログにも少なからず反映させていければいいのだが、そんな簡単にも行きません・・・。

77点
posted by 番長 at 23:39| Comment(0) | TrackBack(1) | 実用書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月05日

笑う招き猫

笑う招き猫 詳細はこちらで
笑う招き猫   集英社文庫
山本 幸久(著)   文庫(2006/1/20)集英社


2007年3冊目

昨年読んで非常に面白かった一冊に『ワセダ三畳青春記』(高野秀行著)があるのだが、「第1回酒飲み書店員大賞」に選ばれたものだということを知り、なかなか見る眼がある賞で、掘り出し物を発掘してくれる賞なのではないかという期待を抱き、第2回受賞作品を調べたところ、この作品だということで購入決意。
軽妙なタッチとどこか甘酸っぱい匂いが漂ってくるところから青春小説と銘打たれているが、主人公の女性漫才コンビが28歳で小生と同年代ということもあり、迷える年頃へのエールと受け取った。
特に主人公達が迫られる金になる仕事を取るか、やりたい仕事を通すかという選択は他の職種や世界にも通じる悩みではなかろうか。
元気が欲しい時にオススメしたい。

81点
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2007年01月04日

マネーロンダリング入門

マネーロンダリング入門 詳細はこちらで
マネーロンダリング入門―国際金融詐欺からテロ資金まで   幻冬舎新書
橘 玲(著)   新書(2006/11)幻冬舎


2007年2冊目

今や一般語と化したマネーロンダリングだが、資金洗浄という意味合いは分かっていてもその実態についてよく分かっていなかったので、評判の良い著者の作品で入門とあったので気になって購入。
金融に疎い小生としては、一読しただけでは理解し切れない部分もあったが、ライブドア事件をはじめ、事例を豊富に盛り込んで解説してくれていることで、既存のこの手の本に比べれば格段に分かりやすく書かれているのではないかと思う。
「金融の国際化とは資金が国境を越えて移動することではない。金融データが、ボーダーレスに高速処理されることなのである。」という一文は国際金融の本質を表すものとして、覚えておきたい考え方である。
まずは、脱税の心配しなくてはいけない程の身分になってからの知識かもしれませんが、これからの時代知っておいて損はない知識であろう。

76点
posted by 番長 at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

馬券偽造師

馬券偽造師 詳細はこちらで
馬券偽造師   幻冬舎アウトロー文庫
中山 兼治(著)   文庫(2006/10)幻冬舎


2007年1冊目

外れ馬券を元に夢の当たり馬券を偽造していた著者の実体験を記したノンフィクション。
今とは馬券のシステムそのものが違うとはいえ、十年間にわたって馬券偽造を繰り返し、10億円以上の払い戻しを受けたという話は犯罪とは分かっていても、どこか痛快なものがある。
ミクロの単位で文字を削って、一文字印字するのに5000ものドットを打つ。その技術はまさに職人の粋を極めたものであり、当時でも方法が分かっていても他に真似できる人はいなかったのではないだろうか。
JRAの官僚体質や刑務所のことなどにも興味深く触れており、どこか憎めない世紀の犯罪者かつ画工職人の自叙伝である。

84点
posted by 番長 at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ノンフィクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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