2006年03月29日

Time of eternity―告別

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Time of eternity―告別
中川 貴之(著)   単行本(2006/03)幻冬舎メディアコンサルティング


今年16冊目

アーバンフューネスコーポレーションというテイクアンドギヴニーズから中川さんが独立して作った葬儀社の話。
そのアーバン社が今まで手がけた葬儀をエッセイ的な形で振り返っています。
会社の宣伝だと分かっていても、素直に感動しました。
アーバン社の理念とか企業姿勢といったものが伝わってきます。
恥ずかしながら、少し涙腺を刺激されました。
しかし、1時間で読めるこの分量で1400円はちょっと高いと感じてしまう。
たしかに、装丁立派でセンスもあるんだけど・・・

85点
posted by 番長 at 01:59| Comment(1) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第三の時効

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第三の時効 集英社文庫
横山 秀夫(著)   文庫(2006/03/17)集英社


今年15冊目

間違いなく今一番面白い警察小説を描く作家である横山さんが、ついに本格的に刑事に焦点を当てた短編小説とあっては面白くない訳がない。
期待通りに楽しめました。
「陰の季節」、「動機」のような警察の中の陰の部署の話も面白かったが、警察小説の花形である捜査一課が舞台とあって、ストレートな面白さが伝わってくるだけでなく、内部で班毎に競い合っているという設定を作ることで、より一層の深みを醸し出している。
競いあっている三人の班長のキャラが立っているのもさすが。
しかし、どの班が担当になっても、このF県警で取り調べは絶対に受けたくない(笑)

90点
posted by 番長 at 01:33| Comment(0) | TrackBack(2) | 小説>横山秀夫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月28日

リアルワールド

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リアルワールド 集英社文庫
桐野 夏生(著)   文庫(2006/02/17)集英社


今年14冊目

こんな言葉を吐くのもおこがましいことこのうえないが、個人的に桐野さんは今一番女性を描かせたら上手い作家だと思う。
今作でも現代の女子高生のリアルを描いているのかなと思う。自分もあくまでも想像の女子高生でもの言ってますが。
充分にどす黒さや計算高さを持っているのだが、でも、やはり若い、そんな今時の女子高生を上手く描いているように感じます。
かといって、そんな面白いとは思わなかったが。
ただ、ミミズに日本兵が宿る?くだりは最高に笑えた。

52点
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2006年03月27日

渋谷ではたらく社長の告白

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渋谷ではたらく社長の告白
藤田 晋(著)   単行本(2005/03/31)アメーバブックス


今年13冊目

話題になって気になっていたものの、つい機を逸していたのだが、ブックオフ100円コーナーで発見し、即時購入。
読み物としては、たしかに面白いのですが、この本を読んだ人の藤田社長ならびにサイバーエージェントへのイメージって両極端に分かれるのでは。
自分ははっきりいって藤田社長に共感はできない。
企業理念とか事業に対する思いみたいなものが全く感じられない。
営業マンとして、ならびに経営者として優秀なのだろうし、単純に起業したいとか、世界一の会社にしたいとか、そういう思いが強いのは良いのかもしれませんが、内容が空虚に感じてしまう。
ただ、勉強になるのは、インテリジェンス出身だけに、人事・採用の領域に力を入れていたこと。
私見ではあるものの、この分野を軽く見る企業は伸びない。サイバーにしても他の勝ち組IT企業にしても、ITバブルを行き抜いたところはこの重要性を認識していたと思う。
ちなみにサイバーエージェントはやっぱりIT会社ではなく、営業会社です。

71点
posted by 番長 at 22:52| Comment(0) | TrackBack(2) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月26日

幻獣ムベンベを追え

幻獣ムベンベを追え 詳細はこちらで 
幻獣ムベンベを追え 集英社文庫
高野 秀行(著)   文庫(2003/01)集英社


今年12冊目

以前立ち読みしてあまりの面白さに時間を忘れてほぼ全部読んだ事のある作品なのですが、ブックオフの100円コーナーで発見し購入。
あらためての読みなおしではあったが、やはり非常に面白い。
実際に著者達が探検に出かけたのは20年近く前の出来事なのだが、コンゴというはるか異郷でのできごとのせいか古さを全く感じない。
大真面目にムベンベを探しに行った記録であり、そのために著者達がかけた念入りな準備と計画への熱意は見事の一言。
ムベンベというとどうしてもキワモノ的評価をされそうだが、本書は断じてキワモノではない。
まさに国家的プロジェクトの探索隊の記録である。
しかし、解説で宮部さんも書いている(それ自体も凄い)のだが、こんな探検を大学時代にした彼らが羨ましい。
少年の心を取り戻したくなった時にまた読みたい本です。

95点
posted by 番長 at 16:58| Comment(0) | TrackBack(1) | 旅、紀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

レイクサイド

レイクサイド 詳細はこちらで
レイクサイド 文春文庫
東野 圭吾(著)   文庫(2006/02)文藝春秋


今年11冊目

ライトな感じのミステリーです。
分類すれば叙述ミステリーに入るのでしょうか。
まあ、特にそれほどって印象ですが、主人公の最後に出した結論が人間味というか、リアルな人間らしさというか、そんなところが東野さんらしいというか。
まとまった時間の移動のお供あたりに最適でしょうか。

55点
posted by 番長 at 16:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説>東野圭吾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

天使と悪魔のビジネス用語辞典

天使と悪魔のビジネス用語ォ典 詳細はこちらで
天使と悪魔のビジネス用語辞典
平野 喜久 (著)   単行本(2004/10)すばる舎


今年10冊目

ブックオフ100円コーナーにて発見し、軽い興味で購入したものの、良い意味で期待を裏切られた感じ。
ビジネスシーンや会社の上司からもっともらしく語られるビジネス用語の数々を、正当な意味を解説しつつ、その用語の猜疑性や怪しさをも同時に伝えている。
結構な皮肉も効いてて笑えるところも少なくないし、また、その用語の成り立ちやその通常の意味や使用法も分かりやすく解説しているので、単純にビジネス用語を学ぶだけでも頭に入りやすい。
ビジネス用語は効果的に使うと、モノを知っているように見えるというところを著者がよく知っていて、確信犯的に書いているのがポイント高い。
読み物としてから、ビジネスシーンの参考まで幅広く使えそうな名著。
こんな本が100円で手に入ったりするから古本屋巡りはたまらない。

93点
posted by 番長 at 13:10| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月25日

インドにて

インドにて 詳細はこちらで 
インドにて 幻冬舎文庫
仲能 健児    文庫(2003/11)幻冬舎


今年9冊目

旅の本には一家言持った友人から強くオススメされていた一冊。
さすがに面白かった。
著者が旅してきたインドを漫画で伝えた作品。
インドをここまで小汚く書いた作品は正直初めてである。
日本列島の外に出たことがない小生ですが、今まで読んだどの本よりもインドに行ってみたいという気になった。
絶版になったというのが残念な一冊です。

84点
posted by 番長 at 23:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅、紀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人質カノン

人ソカノン 詳細はこちらで
人質カノン 文春文庫
宮部 みゆき(著)   文庫(2001/09)文藝春秋


今年8冊目

通勤電車用にブックオフで100円で購入した短編集。
文章が上手いから、さっくりとは読めるものの正直そんなに面白いとは思わなかった。
印象に強く残った作品もないし。
宮部さんの歴史小説の短編集あたりはかなり面白かった記憶があるのだが、期待値が高いせいもあるのだが、イマイチ感はぬぐえない。

22点
posted by 番長 at 22:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説>宮部みゆき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

巨人軍論

巨人軍論 詳細はこちらで
巨人軍論 ――組織とは、人間とは、伝統とは 角川ワンテーマ21
野村 克也(著)   新書(2006/2/10)角川書店


今年7冊目

ジャンプを待つ少年の気持ちで発売日を待った一冊。
しかも、購入して即日に読了。
期待を裏切らない中身でした。
野球を日本一知る男(個人的に勝手に思っている)・野村監督が語る野球論・チーム論・組織論。
日本史上最強のチームであったV9時代の巨人軍がなぜ強かったのか、そして、巨人がなぜ凋落したのか、その持論は一読の価値アリ。
そして、野村監督の巨人に対する愛と敬意を感じます。
この本を読んで、野村監督指揮する楽天イーグルスが日本シリーズで巨人と対戦するところを痛烈に見たいと思うようになった。

87点
posted by 番長 at 19:32| Comment(0) | TrackBack(1) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

塗仏の宴

宴の支度 詳細はこちらで 
文庫版 塗仏の宴―宴の支度 講談社文庫
京極 夏彦 (著)  文庫(2003/9)講談社

宴の始末 詳細はこちらで
文庫版 塗仏の宴―宴の支度 講談社文庫
京極 夏彦 (著)  文庫(2003/10)講談社


今年5冊目&6冊目

京極堂シリーズの第6弾にして事実上の上下巻。
シリーズ過去の作品との絡みにくわえ、登場人物が多く、更に物語が複雑化。
どこかつながってるようだが、具体的にどこがどうつながっているのかよく分からないという謎とやきもき感が一気に後半にかけて収束されます。
そのなるほどねいう展開は見事も、個人的に結末に不満あり。
でも、京極さんのライフワークといえる妖怪学がふんだんでそのくだりだけでも、かなり満足。

72点
posted by 番長 at 17:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説>京極夏彦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

仏教とキリスト教―どう違うか50のQ&A

仏教とキリスト教−どう違うか50のQ&A.jpg 詳細はこちらで
仏教とキリスト教―どう違うか50のQ&A 新潮選書
ひろ さちや(著)   単行本(1986/09)新潮社


今年4冊目

ブックオフ100円コーナーで発見。
宗教学者で有名な著者が初心者向けに分かりやすいテーマを選んで、仏教とキリスト教を比較。分かりやすく読みやすい。
この著者は新潮選書で―どう違うか50のQ&Aをシリーズ化しており、宗教を勉強するうえでは壁が低くて分かりやすい良書のシリーズです。

70点
posted by 番長 at 17:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 宗教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

絡新婦の理

絡新婦の理 詳細はこちらで
文庫版 絡新婦の理 講談社文庫
京極 夏彦 (著) 文庫 (2002/09) 講談社


今年3冊目。

それにしても京極さんの本は持ち歩く気になりませんな。分厚すぎます。
文庫なのに電車で読みづらいと文庫メリットがかなり失われてます。
かといって、最近出始めている分冊化版もあまり好きになれない。
まあ、内容も複雑なので、細切れで読んでるとすぐに分からなくなりそうなので、家とかで一気に読むのが正解かと思われます。

65点
posted by 番長 at 13:31| Comment(0) | TrackBack(1) | 小説>京極夏彦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月24日

誘拐の果実

誘拐の果タ(上) 誘拐の果タ(下) 
詳細はこちらで
誘拐の果実 (上)(下) 集英社文庫
真保 裕一 (著) 文庫 (2005/11/18) 集英社

今年1冊目&2冊目。

物語の早い段階から本来なら誘拐小説もののオチの部分になる狂言誘拐だということを分からせてしまうのですが、そこからが物語の本章部分です。
動機の解明というところが一応焦点にはなっていますが、特に謎解きというよりは真保さん得意のヒューマニズムを感じさせる内容です。
よくできた構成ではあるものの、動機とかに共感できないのと著者への期待値が高いノで採点は辛め。

36点
posted by 番長 at 23:02| Comment(0) | TrackBack(1) | 小説>真保裕一 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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